小説にタイトルをつける


小説の題名、タイトル決めで悩んでいます。
“一目で話の内容が想像できる”分かりやすいタイトルって難しい……。

これまでの作品で、すんなり決まったのは『給食』『バー極楽』『イメコン』だけ。
あとはとにかくキーワードを探しまくって書き並べ、パズルのように組み合わせ。
そして案出ししては却下され。

例外が『左右田に悪役は似合わない』。

元は文中に出てくる、あるキャラクターの台詞。編集に携わってくれた新潮社のNさんが原稿を読んで「これがいいのでは」と言ってくださいました。
分かるような分からないような絶妙な線で即決。

ワードセンスさえあれば、こんなにさっくり決まるんですね。
ない私はやっぱり地道に考えるしか。とりあえず今回の案にOKの返事が今来ました(安堵)。

ちなみに、このブログもタイトルを考えるのが面倒で、無題で通してきたのですが……。
システム上、タイトルを付けろ付けろと矢の催促が来るので、仕方なく付け始めました。