作家になって嬉しかったことの一つは、自作の装幀と装画。
自分が生み出したキャラクターや世界観を描いていただけることです。
どんな装画、どんなカバーにしていただけるか毎回楽しみ。
完成したデザインをぽんと渡されることもあれば、イラストレーターさん選びから携わったり。
ラフスケッチの段階から見せていただくことも。
完成品をいただくと壁に貼って、にやにや眺めています。
雑誌に掲載されたときの扉絵も含めて、みんな私の宝物。
いつか全部額装して並べるのが夢です。
今回は中野カヲルさんに素敵な装画を描いていただきました。
“華はないけど腕はある無名俳優のオジさん探偵”
って絶対描くの難しかったと思うんですけど、表紙を見てください!
私、感動しました。
そして裏表紙、帯の下には、かわいい相棒が隠れています。
久しぶりの新刊で緊張していますが、素敵な装幀、装画にしていただけて心強いです。
どうかたくさんの方に見ていただけますように。
(もちろん中身も)